従来、国立感染症研究所(感染研)では新型コロナでの感染経路を「飛沫感染」と「接触感染」
の2つしか認めてなく、厚労省などが打ち出すコロナ対策もこの2つの経路を対策する
ものでした。飛沫感染は会話やせき・くしゃみで口や鼻から出てくる飛沫によるもので
2mくらいの距離を取れば感染しにくいというものです。ただ、実際には数m離れていても
感染する事例があまりにも多く、国際的には空気感染に近いエアロゾル感染は認められて
います。
なぜか感染研はエアロゾル感染の証拠がないと認めていませんでした。
(ただし、否定はしていない)
3/28に感染研のホームページに下記内容がアップされています。
その経路は主に3つあり、①空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)、
②ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること(飛沫感染)、
③ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を
触ること(接触感染)、である
感染経路のなんと1番目に、エアロゾル感染が挙げられていたのです。
海外からかなり遅くなりましたが、日本も認めた形になるのですが、ここで大事なことは
対策が違ってくることです。
「飛沫感染」の防止策ですぐ思いつくのはアクリル板です。
ただ、アクリル板では残念ながらエアロゾル感染は防止できません。
「接触感染」はアルコールの手指消毒で防止するのでアクリル板と手指消毒で、防げる
はずですが、現実はアクリル板があってもアルコールの手指消毒しても感染例は増える
ばかりだったので本当はエアロゾル感染が多いのではと考えていました。
となるとアクリル板に何かプラスした対策が必要となってきます。
新型コロナ「“空気”感染する」 …感染研が一転認定
コロナ対策の基本としてマスクと換気があります。これはエアロゾル感染にも効果があります。
ただ、換気の難しい部屋や化学物質過敏症で部屋を開けられないときはどうしたら
いいのでしょうか。
そう! やむを得ない場合は空気清浄機もひとつの手段です。
ただ、何でもいいわけではありません。
本当に効果があるものを選択することとできるだけ近くで使うことです。
HEPAフィルター、紫外線、オゾンというのがウイルス対策に効果的と言われています。
この方式がちがうことの比較は別の機会にして近くで使うことの重要性についてです。
広く普及している一般型は床置きタイプで、部屋を浄化しますが、皆さんの顔の回りの
空気を吸い込むには10分とか20分とかかかります。離れているためです。
一番いいのは人のすぐそばにあることです。これだと数秒かもです。
アイクォークのサイネージ/パーソナルはこのために生まれてきました。
小さくコンパクトですが、しっかりした深紫外線のランプ内蔵。 近くにあるので人が呼吸する
空気圏の空気を中に吸い込み、しっかり除菌するので安心です。